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188体育平台100周年記念式典が開催されました

2023.05.10

100周年記念式典が開催されました

 4月23日(日)、春の暖かな陽光のもと、福岡女子大学創立100周年記念式典、第10回ホームカミングデーが盛大に開催されました。
 杖をついておられる方、車椅子で付き添いとご一緒の方、親娘や姉妹で、かつてのゼミの仲間たちと、また遠く県外からも、幅広い年代の同窓生が多数、来場されました。その中には、福岡女子大学の前身、福岡県立女子専門学校が誕生した年に産声を上げられた100歳の多田洋子様(筑紫海会会報第100号で紹介しています)も来場されていました。改めて、歴史の長さ、歴史の重みをしみじみと感じる一日となりました。
 
 記念式典は、「歌劇ザ?レビューHTB」の、黒紋付き袴姿でのお祝いの口上、次いで、校歌を元にした舞、タンゴ、歌劇ザ?レビューHTBテーマソングの披露と、華やかに始まりました。
 その後、向井剛理事長兼学長挨拶、瓜生道明100周年記念事業推進会会長挨拶と続き、来賓紹介の後、来賓代表として、福岡県副知事 大曲昭恵様、文部科学省 高等教育局 大学教育?入試課長 古田和之様、お二方のご挨拶がありました。
 特別功労者表彰では、100周年記念事業のためにご尽力くださった、梶山千里前理事長兼学長、100周年記念事業推進会の前会長 鎌田迪貞九州電力株式会社特別顧問、記念事業推進会の現会長 瓜生道明九州電力株式会社代表取締役会長のお三方が、向井剛理事長兼学長より、表彰状を授与されました。
 その後、名誉教授称号授与、教職員?学生表彰と続き、教職員表彰では同窓生の庄山茂子副学長が表彰されました。また、花崎同窓会長より、筑紫海会賞として、国際文理学部4年の浦温美さんが表彰されました。
 10分間の休憩の後、『「育児の共有」から新しい未来へ』と題する、小児科医 伊藤瑞子様の記念講演がありました。元NHKキャスターの同窓生 野尻あかねさんが聞き手となり、伊藤様は、小児科医として勤めながらの育児の苦労話や様々な活動など、示唆に富むお話をしてくださいました。また、70代になってから、福岡女子大学大学院人文社会科学研究科へご入学、「育児の共有」をテーマに修士論文をまとめて修士課程を修了なさるなど、いくつになっても学び続けることは出来るのだと、大いに勇気を与えてくださいました。尚、伊藤瑞子様は、日本を代表する歌手のMISIAさんのお母様でもいらっしゃいます。
 記念式典の最後を飾るのは、福岡女子大学マンドリンクラブ、福岡女子大学合唱サークルによる「校歌斉唱」でした。参列者全員での斉唱は出来ませんでしたが、同窓生はそれぞれ声を出さずに、マンドリンの演奏に合わせて校歌を口ずさんでいたことでしょう。

100周年記念式典の写真はこちらから
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