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2018.05.29188体育平台

モジュール1 Day2「ワークショップをデザインする」の対面授業が終わりました。

【イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム】モジュール1「ワークショップをデザインする」対面授業2日目が5月26日(土)に行われました。
 
●前回の振り返り
冒頭、Day1の振り返りを行いました。ワークショップは「参加」「体験」「相互作用」からなっていて、皆さん、Day1では積極的にこの3つを実践し、「相互作用」を実感したのではないかと思います。

オンライン課題として提示されていた前回の授業の振り返り。全員分を配布し、それぞれの視点の違い、受け止め方の違いを味わっていただきました。振り返りは、体験から教訓を引き出すために必要な行動ですが、「反省」するだけで先に進めなかったり、時間が経ってしまって覚えていなかったりと、なかなか難しいものです。こうして、みなさんの振り返りを共有することで、自分ひとりで振り返るよりもさらに濃く豊かな教訓が引き出せるのではないかと思います。
 
●チェックイン
自己紹介を兼ねて、円形になってお名前、ちょっとした秘密、今日の期待を皆さん全員と共有しました。ちょっとした秘密を共有することで、思い込みを外したり、意外な一面に気づける効果があります。共通点がたくさんあったり、「ええぇえ!そうなんですか!!」という意外な一面を発見したりと、和やかに進んでいきました。

 
●宿題の確認&セッション①何を決める?チラシの改善
前回の宿題であったチラシをもとに、ここがわかりにくい、こんな記述だったら参加したくなるのに…などダメ出し(改善)をしていきます。文字が小さい、情報量が多すぎるといった視覚面からの改善だけではなく、「ダイバーシティ研修なのになぜ男性限定なの?」といったそもそもの目的やターゲットにも指摘が及び、一人でチェックしていたら気づかなかったようなことがたくさん抽出できました。

 
●セッション② 目的を探る
セッション2では、実際にワークショップを企画する際に留意するポイント、押さえておくべき項目について考えました。
とあるワークショップの依頼が、かなり漠然としていて情報量が足りない状態でやってきたとしたら、どんなことを確認し、押さえておくべきか、を個人で考え、その後4人のグループで考え、全体で共有していきました。
大切なのは、目的は何か?に立ち戻ることです。今回のお題では「同窓会を楽しく盛り上げてほしい」という依頼でしたが、依頼者が思う「楽しい」はどういうことなのか?主催者は同窓会の参加者にどうなってほしいと思っているのか?など、とかくコンテンツに目が行きがちになってしまいますが、目的をきちんと押さえることが大切です。

 
●セッション③ ワークショップを作る
午後からは3人一組になってワークショップを作ります。
各自の「できること」「興味のあること」を組み合わせて、ワークショップを作ります。
一度作ったワークショップのアイデアは、他者の視点を取り入れることでさらに深まります。今回も「練り直し」を行いました。途中段階で、他のクラスメイトからフィードバック、アドバイスをもらい、さらに磨いていきます。
イノベーションは既存の知と既存の知の組み合わせ、とも言われていますが、たった3人でも、3人のできること、興味のあることを組み合わせることでワークショップが出来上がりました。これには皆さんもびっくり、そして感動していました。
 

●多様性と合意形成
ここでは、言葉を使わずに背中に貼られたシール(赤、青、緑)を手がかりにグループ分けをする、というワークを行いました。自分が貼られたシールは自分では見えない、つまり、ほかの人に教えてもらわないとグループが作れない…教え合い、助け合う互恵を体感いただきました。
2回目はちょっとだけ複雑に、簡単にはグループ分けができないシールが背中に貼られます。簡単には合意形成できないときにどうするのか?しっくりこない、うまくいかないときには、少し視点を変えてみる、違う意味を見つけてみることで突破できることを体感していただきました。

 
●まとめと振り返り
最後は2日間の流れをおさらいし、じっくりとふりかえりを行いました。
ワークショップやセミナーでは発散することが多いため、消化しきれないことも多々あります。今回は意識的にひとりでじっくりと振り返る時間を取りました。40分、場所を変えても、教室の外に出てもOK、疲れていたら寝てもOK、とにかくひとりで静かにじっくりと2日間のことを振り返っていただきました。




最後に、おひとりずつ今のお気持ち、2日間の学びを交換しあってチェックアウト。
2日間の講座が終了しました。

記念写真
ワークショップ基礎について、本日で終了になります。
吉次先生、この2日間、ありがとうございました。

 
次回は6月9日。
問いを立てる、練り直す、目的を意識する、他者の視点を取り入れる、誰にどうなってほしいかを丁寧に考える、など新たな学び(もやもや?)を得たワークショップデザイン基礎2日間とはまた違った新しい学びが始まります。
 
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※授業を「可視化」に!!
該当講座の講師岸先生より、今日の授業の内容を「可視化」に、まとめて頂きました。