プログラムの流れ
一年間を通し3つのフェーズでプログラムを構成します。まず、身近にあるアートの「発見」を通して”自分にとってのアート”を捉え、次に「企画」の経験によってアートとの付き合い方を学びます。最終フェーズの「実践」では、企画したプランをマネージャーの立場で実際に運営することに挑戦します。
※一年を通しての受講をおすすめしますが、フェーズごとの受講も可能です。 ※フェーズ2&3の受講者は別途募集を行います。-
第1回アートと地域のいい関係
九州では、別府現代芸術フェスティバルや糸島国際芸術祭など、様々な芸術祭が開催されてきました。地域に密着したプロジェクトを牽引してきた講師のおふたりから、マネジメント現場のお話とこれからの展望を伺います。
日 時 2016年7月30日(土) 13:00~17:00 会 場 講義棟C103 講 師 山出淳也(NPO法人 BEPPU PROJECT代表理事/アーティスト)
松崎宏史(美術家/(株)Studio Kura代表/糸島芸農実行委員長) -
第2回オーギさんの涼しげ茶会ワークショップ
福岡女子大学の188体育平台の作品の中から、気になる色や形を探し簡単にスケッチします。そのスケッチをもとにお茶会のためのクールなお菓子を作りましょう。アーティストと共に夏にぴったりの涼やかな設えも考え、美味しく楽しいワークショップを体験します。
※作法にとらわれないカジュアルなお茶会です。日 時 2016年8月20日(土) 13:00~16:00 会 場 カフェ「Nanの木」 講 師 オーギカナエ (アーティスト) -
第3回アーティストと考える企画の“内と外”
参加者として第2回講座を体験した後は、実際の企画者と共にその内側を読み解きます。アーティストのアイデアを実現するために必要なマネージャーの仕事とは?講座の後半では「アートとまちづくり」のレクチャーで外側へ視点を繋げ、実践へ向けて学んでいきましょう!
日 時 2016年8月28日(日) 13:00~16:00 会 場 講義棟C103 講 師 古賀弥生、猪股春香 -
第4回はじめての企画書&予算書講座
いよいよ、自分の企画を立てる準備が始まります。企画書?予算づくりはハードルが高く思いがちですが、一番大切な部分。情報収集の方法や文章のコツを学びつつ、ワークショップを通して頭の中にあるアイデアを人に伝わるまで整理します。
日 時 2016年9月3日(土) 10:00~17:00 会 場 講義棟C103 講 師 宮田智史(NPO法人ドルネモ 事務局長) コーディネーター 古賀弥生、猪股春香 -
第5回はじめての企画発表会
フェーズ②の最終講座では、これまでの講座を通して立案した企画の発表会を行います。仲間の企画を知り、意見交換することでさらに企画をブラッシュアップしていきましょう。発表企画から、フェーズ③で実践されるプロジェクトが選ばれます。
日 時 2016年9月11日(土) 10:00~16:00 会 場 講義棟C103 講 師 古賀弥生、猪股春香
フェーズ③では受講生が立案したプロジェクトを約4ヶ月かけて実践していきます。プロジェクトごとにグループで分かれ、コーディネーターのサポートを受けながら実施まで取り組みます。各日2~3時間の講座では、進捗に合わせたレクチャーやアドバイスを予定しています。
※会場は別途188体育平台いたします。-
第1回グループ分け?企画
日 時 2016年9月25日(日) 会 場 福岡女子大学 学ぶこと 規格のブラッシュアップ、コンセプト決定、進行計画など -
第2回渉外?準備
日 時 2016年10月23日(日) 会 場 福岡女子大学 学ぶこと 外部協力者への依頼、会場探し、概要決定など ※グループごとに進捗報告 -
第3回広報?準備
日 時 2016年11月20日(日) 会 場 福岡女子大学 学ぶこと 広報のコツ、受付業務、当日に向けての準備など ※グループごとに進捗報告 -
第4回プロジェクト実施
日 時 2016年12月~2017年1月 会 場 福岡女子大学 学ぶこと 当日の運営、記録など ※グループごとに進捗報告 -
第5回報告会
フェーズ③の最終講座では、これまでの講座を通して実施したプロジェクトの報告会を行ないます。文化事業の評価?検証を専門とする講師のお話を伺い、自分の企画を客観的に捉えてみましょう。また、継続や更なる発展のために必要な次のステップについて考えます。
日 時 2017年2月19日(日) 13:00~17:00 会 場 福岡女子大学 講 師 大澤寅雄(ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室/文化生態観察) 学ぶこと 実施報告、企画から実施までのふり返り、次への展開等
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第1回アートに潜むモノかたり
身近なアートと聞いて、思い浮かべるものは何ですか?連続講座の初回となる本講座は、福岡ゆかりの美術作品が約260点寄贈されている「福岡女子大学188体育平台」を舞台に、コミュニケーションを通じて作品の魅力と背景について考えます。作品とじっくり向き合い、188体育平台という空間から広がる可能性を探ります。
日 時 2016年6月19日(日) 10:00~17:00 会 場 多目的ホール 講 師 佐々木喜美代(NPO法人アジアン?エイジング?ビジネスセンター上席研究員)